観戦ガイド 2026-11-06

大学アメフトの観客動員と人気カード|関東TOP8・100試合の観衆数を集計

観客動員はカードより会場で大きく変わる

関東学生アメフトのTOP8は、観衆の数が試合ごとに大きく違います。同じ会場で比べると、早稲田-法政が頭ひとつ抜けています。

「どの試合に人が集まるのか」「人気の対戦カードはどれか」が分かると、観戦の計画を立てやすくなります。関東学生アメリカンフットボール連盟(KCFA)の公式な試合記録には「観衆」の欄があり、実際に何人が入ったかを確認できます。本サイト編集部が、この数字をTOP8の100試合分集計しました。

結論を先に挙げます。

なお、ここで言う「人気」は観衆の数で見たものです。会場・日程・対戦相手が試合ごとに違うため、観衆の多い少ないだけでチームやカードの人気順を言い切ることはできません。その点を踏まえて、数字を順に見ていきます。

この記事の集計方法(出典と範囲)

この記事の数字は、KCFA公式サイトに掲載されている各試合の「試合記録」PDFの「観衆」欄を、本サイトが保存している試合データから拾って集計した、本サイト編集部の集計です。KCFAが観衆数のランキングや平均値を公表しているわけではありません。

集計の範囲は次のとおりです。

試合ごとの結果は、本サイトのTOP8 日程・結果とTOP8 順位表でも確認できます。

会場別に見る観客動員

東京ドームと横浜スタジアムで行われた試合は、平均で1,000人を超えています。普段のアミノバイタルフィールドは、500〜700人台が中心です。

100試合を会場別にまとめると、次のとおりです。

会場試合数平均最多最少
東京ドーム71,613人2,401人632人
横浜スタジアム121,157人1,845人551人
富士通スタジアム川崎6832人1,254人389人
アミノバイタルフィールド73568人1,361人181人
駒沢第二球技場2372人497人247人

100試合の合計は72,417人で、全体の平均は724人です。試合の約4分の3(73試合)はアミノバイタルフィールドで行われており、残りの27試合が大会場などでの開催です。

年度別に見ると、次のようになります。

年度試合数平均(全会場)アミノバイタルフィールドの試合数・平均
202320790人11試合・507人
202428740人20試合・517人
202528707人18試合・526人
2026(11/1まで)24671人24試合・671人

全会場の平均は790人、740人、707人、671人と年々下がっているように見えます。しかし、年度によって大会場で行われた試合の数が違うため、会場の構成が揃っていません。この表だけで「人気が落ちた」と判断することはできません。

アミノバイタルフィールドだけを見ると、507人、517人、526人、671人と、むしろ上がっています。

2026年度にアミノバイタルフィールドの平均が上がった背景(推測)

2026年度は、11月1日までの24試合がすべてアミノバイタルフィールドで行われました。これに対して2023・2024年度は9月の一部の試合が東京ドームで、2025年度は10月の一部の試合が富士通スタジアム川崎で、2023〜2025年度はいずれも終盤の試合が横浜スタジアムで行われています。

2026年度のアミノバイタルフィールドの平均が高いのは、例年なら大会場で行われていた注目カードが、今年度はアミノバイタルフィールドで行われたためと考えられます。これは数字からの推測で、観衆が増えた理由を本サイト編集部が確認したわけではありません。

観衆の多かった試合 上位10

上位10試合のうち9試合が東京ドームか横浜スタジアムで行われています。同じ日の同じ会場の試合が、まとめて上位に入っている例もあります。

2023〜2026年度のTOP8で、観衆の多かった10試合は次のとおりです。

順位観衆日付カード(スコア)会場
12,401人2024-09-21早稲田大 24-3 東京大東京ドーム
21,888人2024-09-21立教大 20-31 慶應大東京ドーム
31,845人2025-11-09東京大 24-42 明治大横浜スタジアム
41,772人2024-09-21法政大 41-19 中央大東京ドーム
51,748人2025-11-09法政大 3-31 早稲田大横浜スタジアム
61,747人2023-11-23早稲田大 26-6 法政大横浜スタジアム
71,632人2023-09-16明治大 10-14 立教大東京ドーム
81,611人2023-09-16法政大 21-14 慶應大東京ドーム
91,361人2026-10-31早稲田大 17-21 法政大アミノバイタルフィールド
101,358人2024-09-21明治大 17-10 桜美林大東京ドーム

2024年9月21日の東京ドームでは、この日に行われた4試合がすべて上位10位以内に入っています。1位の早稲田大-東京大は2,401人で、今回の集計範囲では最多の観衆でした(集計範囲内の話で、ほかの年度や他リーグとの比較ではありません)。

9位に入ったのは、2026年10月31日にアミノバイタルフィールドで行われた早稲田大-法政大の1,361人です。上位10試合の中で、アミノバイタルフィールドの試合はこの1試合だけです。

同じ会場で比べると見える「人気カード」

会場の差を除くために、最も試合数の多いアミノバイタルフィールド(73試合)だけで比べてみます。上位8試合のうち5試合は、早稲田大の試合でした。

アミノバイタルフィールドでの上位8試合

観衆日付カード
1,361人2026-10-31早稲田大 17-21 法政大
1,112人2024-10-13法政大 16-13 早稲田大
996人2026-09-13早稲田大 35-7 慶應大
936人2025-09-21早稲田大 35-23 東京大
860人2024-10-27慶應大 14-14 東京大
850人2026-11-01立教大 15-15 慶應大
825人2025-09-14慶應大 21-24 東京大
825人2026-10-04早稲田大 3-27 立教大

早稲田大は、1位の早稲田-法政をはじめ、上位8試合のうち5試合に出ています。早稲田大の試合が多いのは確かですが、対戦相手や日程が違うため、これだけで早稲田大の人気を断定することはできません。

チーム別の平均観衆

アミノバイタルフィールドで行われた試合について、各大学が出場した試合の平均観衆を並べたのが次の表です。

大学平均試合数
早稲田大677人19
法政大609人18
慶應大586人20
東京大579人19
立教大571人18
日本体育大547人6(2026年度のみ)
明治大525人17
中央大519人19
桜美林大410人10(2024〜2025年度)

注意点があります。これは「その大学が出た試合の平均」であって、チームの人気順ではありません。対戦相手や日程の組み合わせが大学ごとに違いますし、日本体育大は2026年度の6試合だけ、桜美林大は2024〜2025年度の10試合だけの平均です。各チームのこれまでの成績は、本サイトの早稲田大のチームページやチーム一覧で見られます。

4年続けて人が集まったカード:早稲田-法政

早稲田-法政は、2023〜2026年度の4シーズンとも観衆が1,100人を超え、平均は1,492人でした。4シーズンの全会場で見たとき、この条件を満たすカードはほかにありません。

日付会場結果観衆
2023-11-23横浜スタジアム早稲田大 26-6 法政大1,747人
2024-10-13アミノバイタルフィールド法政大 16-13 早稲田大1,112人
2025-11-09横浜スタジアム早稲田大 31-3 法政大1,748人
2026-10-31アミノバイタルフィールド法政大 21-17 早稲田大1,361人

2024年と2026年はアミノバイタルフィールドでの開催でした。2026年10月31日の1,361人は、アミノバイタルフィールドで行われた試合の中で、4シーズン最多の観衆です。この試合の詳細は、本サイトの2026年10月31日 早稲田大-法政大の試合ページに載せています。両校の成績は早稲田大・法政大のチームページで確認できます。

早稲田-明治と、11月15日の最終節

早稲田-明治も、観衆が増えているカードです。過去3シーズンの観衆は次のとおりでした。

  1. 2023-11-12(横浜スタジアム):明治大 16-7 早稲田大、853人
  2. 2024-11-10(横浜スタジアム):早稲田大 20-16 明治大、901人
  3. 2025-10-05(富士通スタジアム川崎):早稲田大 34-20 明治大、1,111人

会場が毎年違うため、増加の理由までは数字から言えません。2026年度は、11月15日14:00にアミノバイタルフィールドで最終節として組まれています(2026年11月15日 早稲田大-明治大の試合ページ、明治大のチームページ)。

観衆が少なめのカードと時期

3試合以上あるカードの中で、4シーズンの平均観衆が最も少ないのは慶應-明治で、427人でした。4試合とも8〜9月に行われ、観衆は375〜524人、会場はすべてアミノバイタルフィールドです。

これらは開幕前後の時期の試合でしたが、観衆が少なめだった理由までは数字から分かりません。また、観衆が少ないことは、試合内容の面白さを示すものではありません。観衆の数はあくまで一つの目安として見てください。

BIG8の観客動員(比較)

比較として、BIG8の数字も見ておきます。BIG8で観衆が読み取れ、かつ0人ではない95試合の平均は278人でした。TOP8のアミノバイタルフィールド開催の平均(568人)の半分ほどです。

最多は、2025年11月30日にアミノバイタルフィールドで行われた駒澤大-青山学院大の651人でした。大学のグラウンドで行われた5試合は、記録上の観衆が「0人」になっているため、この平均からは除外しています。

2026年度のBIG8で観衆の多かった上位3試合(542人・528人・504人)は、いずれも日本大学が出場した試合でした。ここでは事実のみを挙げ、理由は数字からは分からないため触れません。BIG8の順位や日程は、BIG8 順位表とBIG8 日程・結果で確認できます。TOP8とBIG8の違いは、TOP8とBIG8の違いを解説した記事にまとめています。

2026年度最終節を観に行くなら

2026年度の最終節は、11月14日・15日にアミノバイタルフィールドで4試合が行われます。11月15日の早稲田-明治は、過去3シーズンに853〜1,111人の観衆を集めたカードです。

日程は2026年11月6日にKCFAのリーグ戦全日程で確認したものです。

日付キックオフカード会場
11月14日(土)11:00慶應大-日本体育大アミノバイタルフィールド
11月14日(土)14:00立教大-中央大アミノバイタルフィールド
11月15日(日)11:00法政大-東京大アミノバイタルフィールド
11月15日(日)14:00早稲田大-明治大アミノバイタルフィールド

チケットはKCFA公式のチケットのページで案内されています。料金や入場の条件は変わる場合があるため、観戦前に公式サイトで確認してください。持ち物や服装は観戦の持ち物・服装・チケットの記事に、学生の入場無料の条件は入場無料の条件を整理した記事に、日程の確認方法は今週末の日程の調べ方の記事にまとめています。

会場に行けない場合は、配信・テレビで観る方法の記事もご覧ください。

よくある質問

大学アメフトの観客数はどこで見られる?

KCFA公式サイトで各試合の「試合記録」PDFが公開されており、その中の「観衆」欄で確認できます。本サイトの試合ページからも、該当の試合記録にたどれます。集計や比較は、この記事のように複数試合の数字を自分でまとめる必要があります。

一番観客が多かった試合は?

この記事の集計範囲(2023〜2026年度のTOP8・100試合)では、2024年9月21日に東京ドームで行われた早稲田大-東京大の2,401人が最多でした。これはあくまで集計範囲内の話で、それ以前の年度や、関西学生連盟など他のリーグとの比較ではありません。

混雑を避けたいなら?

アミノバイタルフィールドの平均は568人で、最少の試合は181人でした。今回の集計では、慶應-明治のように8〜9月に行われた試合に観衆が少なめのものがありました。ただ、時期や時間帯ごとの傾向までは集計していないため、「この試合なら空いている」とは言えません。一方で、早稲田-法政のようなカードは、アミノバイタルフィールドでも1,000人を超えることがありました。

まとめ

観衆の数は、試合の面白さを示すものではありません。会場・日程・対戦相手が違う数字を比べているため、人気順の根拠として扱わず、観戦計画を立てる際の参考としてご活用ください。最新の結果と順位は、本サイトのTOP8 順位表、TOP8 日程・結果、TOP8 記録室で確認できます。

出典

本記事の観衆数の集計は、KCFA公式の試合記録PDFの「観衆」欄をもとにした本サイト編集部の集計です(2026年11月6日時点)。KCFAが公表した集計値ではありません。

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