データ 2026-10-30

甲子園ボウル 関東代表の成績|2014〜2025年の決勝結果と戦績

甲子園ボウルのニュースを見ていると、「関東の大学は関西に勝てていないのでは」と感じる方は多いと思います。実際のところ、関東代表は決勝でどのくらい勝ち、どのくらい負けているのでしょうか。

この記事では、2014年度から2025年度までの12大会について、甲子園ボウル決勝(および2025年の関東勢の戦い)の結果を一覧にし、関東勢の勝敗・点差・出場校別の内訳を集計します。大会の仕組みや出場までの道のりは別記事にあるため、ここでは「結果の数字」に絞ります。なお当サイトの対象は関東学生アメリカンフットボール連盟(KCFA)のTOP8・BIG8のみで、関西学生連盟のリーグ戦は扱いません。ここで関西の大学が出てくるのは、決勝の対戦相手としてだけです。

この記事の確認範囲と出典

2014〜2024年度の結果は、公式サイトの過去大会ページではなく、集約された二次情報で確認しています。正確な数字が必要な場合は、日本学生アメリカンフットボール協会や大会公式の記録でご確認ください。

2014〜2025年の甲子園ボウル決勝結果一覧

勝ったチームを「優勝」、負けたチームを「準優勝」として並べます。関東の大学には「関東」と付けています。

年度(回)優勝スコア準優勝関東勢の結果
2014(第69回)関西学院大学55-10日本大学(関東)敗
2015(第70回)立命館大学28-27早稲田大学(関東)敗(1点差)
2016(第71回)関西学院大学31-14早稲田大学(関東)敗
2017(第72回)日本大学(関東)23-17関西学院大学勝
2018(第73回)関西学院大学37-20早稲田大学(関東)敗
2019(第74回)関西学院大学38-28早稲田大学(関東)敗
2020(第75回)関西学院大学42-24日本大学(関東)敗
2021(第76回)関西学院大学47-7法政大学(関東)敗
2022(第77回)関西学院大学34-17早稲田大学(関東)敗
2023(第78回)関西学院大学61-21法政大学(関東)敗
2024(第79回)立命館大学45-35法政大学(関東)敗
2025(第80回)立命館大学38-14関西学院大学関東勢の決勝進出なし

スコアは勝ったチームの得点が先です。2025年度は、決勝が関西勢同士の対戦になった初めての大会として知られています。

関東勢の成績を集計する

11回の決勝で、関東勢は1勝10敗

2014〜2024年度の11大会では、関東の大学が決勝に進んだ年は毎回ありました。そのうち勝ったのは2017年度の日本大学だけで、通算では1勝10敗です。2025年度は関東勢が決勝に進めなかったため、2014〜2025年度の12大会を見ると、関東勢が決勝で勝った大会は12大会中1大会です。

参考として、SPAIAは2024年12月の記事で、東西の通算対戦成績を「西が47勝、東が28勝、引き分けが4度」と紹介しています。戦前から続く大会全体では、関西勢が勝ち越している形です。ただしこれは通算の数字で、近年の傾向を示すものではありません。

決勝進出校は日大・早大・法政の3校

2014〜2024年度の決勝に進んだ関東の大学は、次の3校です。

大学決勝進出(年度)回数結果
早稲田大学2015、2016、2018、2019、20225回0勝5敗
日本大学2014、2017、20203回1勝2敗
法政大学2021、2023、20243回0勝3敗

この11年間で関東から決勝に進んだのは、この3校だけです。なお、日本大学は2026年度のTOP8には所属しておらず、BIG8に所属しています(2026年度の所属はBIG8 チーム一覧で確認できます)。

点差を並べると見えること

勝敗だけでなく、点差も確認します。関東勢から見た得点差(自チームの得点−相手の得点)は次のとおりです。

年度関東勢の得点差
2014-45
2015-1
2016-17
2017+6
2018-17
2019-10
2020-18
2021-40
2022-17
2023-40
2024-10

11試合の得失点差を合計すると-209点で、1試合平均はおよそ-19点です。ただし内訳には幅があります。

この表から言えるのは、関東勢の負けは大差ばかりではなく、僅差の試合も混じっているということです。2015年度の早稲田大学の1点差は、勝敗を分ける差が小さい試合もあったことを示しています。

2025年度:関東の3校はどこで敗れたのか

2025年度は、TOP8で早稲田大学が関東1位、明治大学が2位、法政大学が3位となり、3校が全日本大学選手権に進みました。トーナメントの結果は次のとおりです(大会公式のトーナメントページによる)。

関東の順位大学準々決勝準決勝
1位早稲田大学11/23 東北大学に31-7で勝利11/29 立命館大学に31-42で敗退
2位明治大学11/22 関西大学に28-42で敗退―
3位法政大学11/22 立命館大学に22-42で敗退―

早稲田大学は準決勝で、のちに優勝する立命館大学に11点差で敗れました。決勝は、立命館大学が関西学院大学を破って2連覇を決め、関東勢の決勝進出はありませんでした。

この年から全日本大学選手権は、関東3校・関西3校がシードされる全国12校のトーナメントになっています(2024年度から3年間の予定)。この方式のもとでは、関東の1〜3位に入っても、準々決勝で関西勢や他地区の代表と当たる可能性があります。関東代表がどの順位でどの相手と当たるのかは、甲子園ボウル出場校の決め方|関東TOP8の代表3校はこう決まるにまとめています。

2026年度はどう見ればよいか

2026年度の第81回甲子園ボウルは、12月20日(日)に阪神甲子園球場で開催される予定です(大会概要)。

当サイトのTOP8順位表データでは、5試合を消化した時点で法政大学が5勝0敗、早稲田大学が4勝1敗でした。ただし、これは途中経過で、最終順位はKCFAが定める順列決定方法で決まります。最新の順位は、次のページで確認できます。

関東の上位3校に入ると全日本大学選手権に進めますが、その先の準々決勝・準決勝を勝ち抜いて決勝に立つ必要があります。過去12大会の数字を踏まえると、決勝での勝利はこの10年あまりで1度だけで、簡単ではない道のりであることが分かります。一方で、2015年度の1点差、2024年度のように35点を挙げた試合もあり、結果は年によって違います。

よくある質問

関東の大学は甲子園ボウルで何回優勝していますか?

この記事で確認した2014〜2025年度では、日本大学が2017年度に優勝した1回だけです。大会全体の関東勢の優勝回数については、本記事では集計していません。

2025年度の決勝に関東の大学が出なかったのはなぜですか?

関東代表の3校(早稲田大学・明治大学・法政大学)が、準々決勝または準決勝で敗退したためです。決勝は立命館大学と関西学院大学の対戦になりました。

甲子園ボウルの関東代表はどうやって決まりますか?

KCFAのTOP8で上位3校に入ると、全日本大学選手権に出場します。その後のトーナメントで勝ち上がった2校が甲子園ボウルで対戦します。仕組みは甲子園ボウルとはで解説しています。

関東と関西の通算対戦成績は?

SPAIAが2024年12月の時点で、西が47勝、東が28勝、引き分け4と紹介しています。2025年度は関西勢同士の決勝だったため、東西の対戦はありませんでした。

参考・出典

本記事は公開情報をもとに編集部が集計した内容です。確認日は2026年10月30日で、数字の最終確認は大会公式の記録でお願いします。

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